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【おすすめ恋愛漫画】600年自分を待っていた悪魔を救う「捨てられた私の素朴で楽しい独身人生」ピッコマ

「捨てられた私の素朴で楽しい独身人生」とは?

捨てられた私の素朴で楽しい独身人生は韓国のkakaopageで連載している「버림받고 즐기는 소박한 독신의 삶」の日本語版です。日本ではピッコマで連載しています。

原作:Park Oat  作画・Gamju 脚色・Ondo

「捨てられた私の素朴で楽しい独身人生」のあらすじ

いつもは公式からのあらすじを引用するのですが、この作品…かなりタイトルとストーリーに違いがあるので、私の方で勝手にざっくりとあらすじを紹介します。

父親の再婚相手である継母やその娘と仲が良くなかったキャサリンは、自分の婚約者を義妹に奪われたことをきっかけに、家を出ることを決意しました。

帝国で栄えているクリストファー公爵領に家を買い、そこで暮らし始めたキャサリンですが、地下室で怪しげな魔法陣を見つけ、更にはそこから男が現れます。

実はこの男こそ、帝国で最も偉大な魔法使いであり、クリストファー公爵領の主人であるチェーザレでした。

漫画の銀髪の男性が作品のヒーローになるチェーザレです。

この後から私の勝手な判断で「ここまでは良いだろう」と思ったネタバレを含んで紹介していきますので、ネタバレを踏まずに楽しみたい方はブラウザバックしてください。

600年待ち続けた悪魔

この作品の中では、悪魔や天使が登場します。天使は後半にならないと出てきませんが悪魔はよく出現します。チェーザレは悪魔の中でも7人しかいない大悪魔の一人であり、最も長寿で力の強い大悪魔です。

キャサリンはこのチェーザレと仲良くなり、チェーザレが悪魔だと周囲に秘密にすることを誓うために、契約者として契りを結ぶことになります。

そのキャサリン自身も、自分の母が残したという指輪の力で、時を遡ったりします。

では、この記事のタイトルである「600年自分を待っていた悪魔を救う」というのにも誰のことなのか想像がついてくると思います。

悪魔を救うための物語

主人公のキャサリンは、自分に対して優しく誠実であるチェーザレにどんどん心惹かれていきます。しかし、長く果てしない命を持っている悪魔ですが、そんなチェーザレには「消滅」という運命が待っています。

キャサリンはその消滅からチェーザレを救うために、長く果てしない試練を行うことになる、というのが原作6巻あるこの作品の全体的な内容になります。

どうでしょうか。どう考えても「捨てられた私の素朴で楽しい独身人生」ではありません。

もちろん、知らずに読み進めて「こんな壮大な話だったのか!」という驚きも必要かもしれませんが、「家出した主人公がお金持ちなヒーローと仲良く暮らす話なだけでしょ?」と途中で読むのを辞めてしまう可能性もあると思います…

どちらかというと、「チェーザレを救う」という展開は後半になりますし、物語の面白さが加速していくのも中盤あたりなので…

とても良作だったのでぜひ読み進めて欲しいのです…

登場人物について

キャサリン

母親を子供の頃に亡くし、その後家にやってきた継母と義妹とは仲が悪く、ありとあらゆる悪評を世間に流される。自分の婚約者を義妹に奪われたことをきっかけに、家を出ることを決意。非常に冷静な判断をする主人公で、滅多に赤面して狼狽えたりしないし、涙も流さない。そんな彼女が赤面したり涙を見せる相手は…

また、キャサリンの出自にも秘密があるようで…?

チェーザレ

長い時を生きてきた大悪魔だが、その正体を隠して人間界で暮らしている。人間界でのチェーザレは超越者(一定以上の力を持つ人間は老いることなく長寿を得るというもの)であり、100歳を超える。(が、人間用の設定なので、悪魔としてはもっと長生きしている)

誰に対しても何に対しても特に興味も執着もなく、その冷たい態度ゆえに未婚のまま過ごしてきた。しかし、キャサリンと出会うことによって「生涯を共にする者」としてキャサリンを認識し、キャサリンに対してとても甘い。むしろキャサリンを中心に回っているレベル。

作品の見どころ

キャサリンとチェーザレの関係性の変化

キャサリンはチェーザレに対して最初はあまり良いイメージを持っていませんでしたが、紳士であり誠実であるチェーザレに徐々に心を開き、やがて悪魔であるチェーザレの契約者として過ごすことになります。そこから徐々に距離が近づいていき、関係性も悪魔と契約者から変わっていくので、変わる二人の関係がこの作品の見どころの一つです。

あまりいない悪魔らしくない悪魔たち

「悪魔」と聞くと、残虐性が高かったり、性格が破綻していたり…とにかく良いイメージはあまりないと思います。しかし、チェーザレがあまりにも良い人すぎる!(ただしキャサリン限定)悪魔らしくない!(もちろんキャサリン限定)

チェーザレ以外にも悪魔は出てきますが、契約者に対して優しかったり(魂をもらうからというのはありますが)、残虐性も高くなく、比較的人間寄りな悪魔たちだなという印象です。他の作品よりだいぶ悪魔の表現がマイルドなので、新鮮な気持ちになれるのと、安心してチェーザレたちを応援できます。

喧嘩?中でもヤキモチ妬くチェーザレ…

私、とにかくチェーザレがツボなんです。紳士的で優しいのに悪魔。しかも立場のある悪魔だからこそ、キャサリンとぶつかってしまうこともあります。しかし、そんな時でもヤキモチ妬いてくるし、そのシーンは本当に可愛いのでおすすめです。

(2023年12月8日時点でまだコミカライズされていない部分なので今後の楽しみにしてください)

以下はネタバレになりますが、当時読んでいた時の私の感想です。

ガッツリネタバレしてしまいますので注意!

この他にも可愛いシーンがたくさんあるので本当におすすめです…!

(上記のパーシビルというのはキャサリンの元カレで、キャサリンに異様に執着している男です)

読んだ人の感想

日本語の書籍について

日本語訳された小説・漫画の書籍は発売されていません。

(2023年12月8日現在)

最後に

本当に本当におすすめです。

色々読んできたけど本当に一途だし、お互いを想っているのがよくわかる良作でした。漫画はぜひとも最後まで描き切ってほしい…。原作読み終わってからしばらくロスになって動けなくなるほどでした。あと泣き続けて顔パンパンになった…。

多分そのうち我慢できずにネタバレ記事をUPしだすと思います…

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いり
異性愛・同性愛に関係なく読みふけるうちに気づいたら国内だけではなく韓国や中国作品にまで手を出すようになっていました。カップルは世界を救う。ハッピーエンド大好きなのでそういった作品を紹介しています。

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