結婚商売(결혼 장사)の韓国の原作小説5巻(後編)のネタバレ感想です。
作者・KEN 作画・ENA
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22章 神の意志
ジャコブはいつも追う側でした。王座も、ビアンカも。しかし今は追われ、追い詰められていました。アルノー軍はジャコブを取り囲み、ソヴールが笑ってジャコブの前に現れます。
ソヴールは戦争の中で生きてきました。そして逃げたものを追うのがソヴールの役目でした。王子だろうと追われるものがとる行動はあまり変わりませんでした。
ジャコブは見逃せば礼をするとそそのかします。自分を捕まえても王族であるため結局ザカリーの手を離れるので、その時捕まえた屈辱を忘れないだろう、とも脅しました。しかしソヴールはジャコブの話を流し、徹底的に捕らえました。
ジャコブはアルノー城の真ん中にある広々とした平地に建てられた壇上に、縛られた格好で座っていました。依然としてジャコブの整った容姿は崩れていても綺麗でしたが、領民はひそひそとジャコブの悪口を言い、小石を投げました。そこへ、ザカリーとビアンカが現れて壇上に上がります。ジャコブは自分は王族だから殺せないと主張しますが、ザカリーはオデリーからの書信を手に持っていました。
「まさか俺の妻がこの瞬間のためになんの対策も立てなかったと?」
ビアンカの先見の明を誇るように、ザカリーは書信を開きました。オデリーの個人的な書信ではなく、それはオデリーが王の代理として書いた書信でした。その書信によってジャコブの罪が次々と明らかにされました。王子の名誉を忘れて伯爵夫人を奪うためにアルノーの領地を侵略した罪、聖人である彼女の前途を遮った罪、王位継承者であり兄だったゴティエ王子を暗殺した罪、甥のアルベル王太子の暗殺しようとした罪、アラゴン王国と協力して彼らの侵略を助けた罪。
オデリーの書信にはそれぞれの罪と証拠が書かれていました。オデリーは言葉通り城の中を荒らし、宿舎も荒らし、そこで暗殺者を発見して証言をとり、アラゴンとの密書も発見していました。
ゴティエのことで衰弱していた王は今回のことでさらに衝撃を受け、横たわったまま起き上がることはできなくなってしまいました。しかし、それでも王はジャコブから王族の地位剥奪の決定を出しました。ジャコブが王族でなくなれば、領地も爵位もない彼は一般騎士でしかない。ジャコブの処分はザカリーとビアンカにゆだねられました。
オデリーがここまで動けたのはジャコブがオデリーを見くびって何の対策もしていなかったからです。オデリーが王の代理になれたのはジャコブ派の勢力がアルノーに来ていたからでもありました。ある意味ジャコブのおかげだったので皮肉ですね。
ビアンカがジャコブを「兄弟を殺して国まで売り払った売国奴」だと言いますが、ジャコブはなぜビアンカがこのように冷たいのか理解できませんでした。「王宮の庭園であなたを殺すと誓った」と敵対心をあらわにするビアンカに、ジャコブは「信じてくれ。君を愛している」と繰り返します。
「あなたの愛は自分だけのための愛です。 それは私にとって必要のない愛ですね」
さようならジャコブ、とビアンカが立ち去る背中にジャコブが何度も名前を呼んだけれど、ビアンカが振り返ることはありませんでした。ザカリーにエスコートされながら壇上をおりたビアンカは、領民に向かってジャコブを斬首刑に処す宣告を下します。本来ならザカリーが宣告するべきでしたが、ビアンカがいなければ勝利の難しかった戦争だったため、誰もビアンカに対して不満を抱きませんでした。
ガスパルが斧を持ちます。腕の負傷をロベルが心配しますが、ガスパルには残っている宿願がありました。
宿願(しゅくがん)…前々から抱いていた願い。かねてからの願望。
出典:goo辞書
斬首刑は見ていて気持ちの良いものではない。ましてやビアンカは妊娠中だったのでザカリーは見ないように言いますが、「見るつもりです」とビアンカは頑なでした。
ジャコブとビアンカの目が合った。ビアンカが手を上げると、ガスパルの斧が振り上げられます。
ジャコブは最後に少しでもビアンカの姿を目に入れるために見つめていました。しかし、ビアンカの表情は冷ややかでした。世の中は不公平で、神様はひどい、とジャコブは悔しさを感じていました。ジャコブは死を目前にして自分が思っていたよりビアンカを愛していたことに気づきます。自分だけのための愛。ジャコブもそれを自覚したけれど、過去に戻れたとしてもどうすればこの状況を覆せるのかわからなかった。結局ジャコブの愛はビアンカに届きません。
ジャコブは口を動かして何かを囁きました。歓声に隠れてそれを聞いていた人はいなかったけれど、ジャコブを見つめていたビアンカは唇を読んで理解しましたが、それでも躊躇しなかった。ビアンカが手を下ろすと、斧が振り下ろされた。ジャコブの首は呆気なく落ちました。
ビアンカは壇上にあがって落とされたジャコブの首をかかげ、「逆賊ジャコブの首を切った!」と叫んだ。領民達の大歓声が広がります。ようやく、とビアンカは目を閉じて噛み締めました。平穏な日々がようやく訪れる。ビアンカの夫ザカリーと共にする平穏な日々。
アラゴンはジャコブの訃報を聞くと戦争を中断し、細かな終戦交渉はジャコブの葬儀後に行われることになりました。ジャコブの葬儀は王ひとりを慰めるためのシンプルなもので、秘密裏に行われました。
ザカリーは王に呼び出されました。王は衰弱しきっていて、顔には死の影が見えました。王は「死ぬ前にやるべきことがある」と話し、ザカリーに公爵位を与えることを告げます。公爵という地位は王族か開国の功臣のみが持っていました。しかし公爵位をもっている功臣は前の時代にいなくなり、今残っている公爵家は王家の直系家族のみで、彼らは政治に参加していません。
ザカリーは王族と結婚したわけでもなく、開国の功臣でもなかった。ましてやいま勢いのあるザカリーにその地位を渡すと、彼に悪い心があればセブランを飲み込むことだって可能でした。しかし、王はザカリーはそんなことをする性格ではないと信じていました。父親らしいことができなかったため、息子二人も失うことになってしまったが、残っている子供たちまで失う訳にはいかないと王は思っていました。
王はオデリーを王位につけると話します。アルベルはまだ幼く、残っているゴティエの妃は従順な性格をしている。しかし、問題なのはアルベルがカスティヤの王女と婚約している事でした。幼いアルベルはもちろん、従順なゴティエの妃では王の側で支えるべき摂政として不十分なので、カスティヤに飲み込まれる可能性が高い。
摂政(せっしょう)…成年に満たない幼い王が即位したときに、かわりに政務を執り行う立場の人。
カスティヤと上手に距離をとるにはアルベルが成長するまでの時間が必要でした。そこで王はオデリーを王位につけ、ザカリーにはその側近として守って欲しいと願いました。伯爵ではなくもっと高位の公爵という立場で。
オデリーに王位を与えれば他の王女たちの面倒も見てくれるので安心です。そしてザカリーに公爵位を与えるなら今しか無かった。オデリーの即位後では臣下が反対するが、老いて息子を失って狂った王の言葉なら聞くだろう。ザカリーは王に「全力で次期国王を守る」と誓いを立てました。
そうしてザカリーは公爵となり、オデリーは王位継承者となった。貴族たちははじめこそ反対したが、やがてオデリーの夫となって彼女を操ろうと画策し始めます。しかし、オデリーはアルベルを養子としてむかえました。アルベルの母親の妃も城に留まれるようにして、アルベルを教育して内宮の仕事を任せました。
ザカリーの叙任式には妊娠中のビアンカは出席できないため、領地から愛が込められた書信でザカリーを祝福しました。ビアンカは友人として、ジャコブのことによる同盟者としてオデリーにも祝福の書信も書いていました。
オデリーにビアンカからの書信を渡したザカリーは「殿下は良い聖君になられます」と話しました。
「公爵の考えか?」
「妻の考えです」
オデリーはビアンカを信じていました。ビアンカがオデリーを信じてジャコブのことを知らせてくれなかったら、今この立場にオデリーはいなかった。オデリーはビアンカと、彼女の信頼する夫のザカリーに感謝しました。
公爵となったザカリーは領地に戻りました。ザカリーを祝う贅沢品が領地に集まり、ビアンカは浮かれていました。箱を並べて見て回るビアンカの様子を、ザカリーははらはらしながら見守り、ビアンカが一歩歩くたびにザカリーは心配しました。それを見ていたイボンヌは動くのは良いが姿勢に気をつけるようビアンカに注意します。
戦争が終わったあとにヴァンサンがビアンカを診ましたが、ビアンカは流産しても不思議ではない状況でした。流産しなかったのは子供がそれだけ強靭だったから。息子なら希代の騎士になるだろう皆が口を揃えて言いました。
ビアンカがイボンヌを救ったことで、彼女達の中は夫人と侍女ではなくもっと親密になっていました。イボンヌとガスパルの結婚式は春に行われる予定です。イボンヌとガスパルはビアンカの妊娠後にずらす予定でしたが、「春に結婚した花嫁は幸せになる」という話を聞いたビアンカが春に結婚できるよう推し進めました。
領民達はビアンカの妊娠を喜び、ブランシュフォールでは喜ぶあまり泣いてしまった。オデリーは妊婦に良い薬剤と宝石を贈りました。ニコラは彫刻したゆりかごをつくったが、子供のゆりかごと言うよりは王座に見えてしまうほど立派なものになりました。
カトリーヌはアルノーにやってきて、彼女が縫ったおくるみを贈りました。カトリーヌは夫の子供が欲しいのに、夫は後継者は急がないから大丈夫だと言うのだと、悩みを打ち明けます。カトリーヌが欲しいのは後継者ではなくマルソーとの子供でした。ビアンカはもうすぐできる、良いお母さんになる、と励ましました。そして、経験者として真面目に「今は大丈夫だとあまり気にしていないようですが、いざカトリーヌが妊娠したらダボビル伯爵はきっとあなたをおんぶして回ろうとします」と話しました。
ザカリーがそうなので、妻に重たい想いを持っているマルソーもきっとそうなのでしょうね。可愛いですね。
フランシスは大司教から枢機卿となりました。マルソーの父親であるヨハン枢機卿はフランシスに皮肉を言ったが、彼らは会話するうちに「そういえば神の返事がきていない」という話題になります。
神の啓示を受けた聖人が、神の望む未来を達成すると神は奇跡を起こし、聖人を祝福します。空に紫色のカーテンのような雲を浮かべたり、冬に花が咲いたり、夜空が真昼のように光ったり。しかし、特にそういったことはありません。ザカリーの死を防ぐことではなかったのか、ザカリーが達成すべきことが他にあるのか。とにかく聖人と連絡を取り合うため、大司教をアルノーに派遣することになりました。
ビアンカの元に法王からの書信が届きました。アルノーに大司教が派遣する報告も含まれていましたが、ビアンカが気にしたのはそこではなかった。達成した際に見られる奇跡についてでした。ビアンカもザカリーもそんなものは目にしていなかった。
またアラゴンとの戦争が起きてザカリーの命が危険になるのでは、とビアンカは不安になります。ザカリーは子供を産むまで決して領地を出ないことを約束しました。アラゴンは今回の戦いで暫く動けないだろうし、何より協力者のジャコブがもういないので手が出しづらくなっています。
ビアンカが妊娠して半年が経過しました。その頃には子供はお腹の中で動き回るようになり、びっくりして夜起きてしまうことが多々ありました。寝不足で、しかも腰も痛く、ビアンカはベットで過ごすようになりましたが、イボンヌとガスパルの結婚式には出席しました。
アルノー城の晩餐会場を結婚式場に使わせてもらうことになり、そのおかげでイボンヌはいつもより綺麗に着飾ることが出来ました。しかし、平民であるために高価なベールはありませんでした。用意を手伝ってくれた女中たちがそれを残念に思っていたけれど、そこにビアンカが訪れます。花嫁の待合室に来るのは親しい友達か家族だけなので、ビアンカの訪問にイボンヌは感激しました。ビアンカは手作りのレースのベールをイボンヌに贈りました。オデリーさえ持てないような華やかで美しいレースでした。
ビアンカは待合室を退室して、待っていたザカリーと合流しました。サプライズでプレゼントしたかったビアンカは、イボンヌがビアンカの部屋を退室する合間をぬって制作していました。最後は時間が足りなくてザカリーと過ごすふりをしてイボンヌを追い出したほどです。目的を達成できて満足しているビアンカに、「たまに君は俺よりイボンヌを気にしているようだ」とザカリーが言いました。
ビアンカはそんなザカリーに手を伸ばして頬をつねります。
「あなたが本当はこんなに可愛い人だということを、私だけが知っているのが大好きです」
結婚式では手を振る余裕さえあるイボンヌに対して、ガスパルはずっと緊張している様子でした。誓約書を書いたにも関わらず信じられないのか、イボンヌの手を握って、とうとう涙ぐんだガスパルに、ソヴールはワインを吹いて、ロベルは顔をしわくちゃにして、ヴァンサンは顎が外れるくらい口を開けました。
ザカリーは功績を称え、ガスパルに男爵位と領地を与えました。騎士家にうまれ、自分も騎士になるべく孤軍奮闘してきたが、その結果男爵位を贈られて、ガスパルは喜びました。しかし、アルノーでやることがあるので領地をもらうのは辞退しました。領地のない爵位は名前だけの爵位なのでなんの意味ももたなかったが、イボンヌもガスパルの隣でそれに同意しました。ビアンカのそばで侍女として働き、のちは子供の乳母になりたいと望んでいました。
ビアンカはそれを許可して、自分が幼い頃乳母を無くしてしまったような悲しみを子供に与えないでと話しました。ビアンカとイボンヌは主従関係ではなく、一生を共にする親友でした。
ガスパルに与えた領地はひとまずアルノーが管理することになりました。ビアンカとザカリーは退席して部屋に戻ります。ベッドに寝転んだビアンカは自分達の結婚式を覚えているかとザカリーに聞きました。ザカリーは覚えていたが、ビアンカは自分が泣いていた記憶しか無かった。
子供が産まれたらもう一度式をやるかとザカリーは聞きますが、ビアンカは断ります。騒がしいのは好きではないし、思い出は他に作ればいい。ビアンカはザカリーの腰に腕を回して眠りにつきました。ザカリーはビアンカの背を撫でていると外から微かな叫び声が聞こえた。ソヴールが池にでも落ちたのでしょう。ロベルが小言を言う声も聞こえました。
ビアンカの出産日がやってきました。痛みで苦しんだビアンカは準備された産室に入ります。ザカリーは何も手につかず、外を落ち着きなく歩いたが、産室からビアンカの苦痛に満ちたうめき声と悲鳴が聞こえてきました。
陣痛が長く続き、産婆はザカリーに万が一の時の話をします。決断を求められたザカリーは「何が起こってもビアンカだけは助けろ」と命じます。すぐに破水の知らせが入り、産婆は産室に戻っていきました。部屋の前でうろうろしていたザカリーは神に祈りました。どうかビアンカが無事でありますように。
悲鳴が止まり、静寂のあとに子供の泣き声が響いた。イボンヌが明るい顔で出てきて、「お嬢様です!」と報告しました。ザカリーはすぐに部屋に入り、女中に支えられているビアンカを見つけました。子供を産んだビアンカより、ザカリーの方が疲れた顔をしていることをビアンカはからかいました。
子供が綺麗に包まれ、産婆からビアンカが受け取ります。
ザカリーはこれまでずっと一人でした。ザカリーは涙を流し、ビアンカはザカリーの頬に手を伸ばし、ザカリーはビアンカの手に顔を埋めました。
子供の誕生を2人が喜んでいる時、真っ白な光が2人をつつみ、雲の向こうからラッパの音が鳴りました。神の奇跡です。そこでようやく、子供こそが神の望んだものだったと理解しました。回帰した時にビアンカが一番最初に望んだのは「ザカリーの後継者」でした。神の答えはすぐそばに最初からあったことに気づきました。そして、どうして選ばれたのがザカリーではなくビアンカだったのかも理解しました。
過去でビアンカはザカリーを嫌っていました。なのでザカリーが未来を見ても、自分のことを嫌っているビアンカの拒絶に耐えることができず、未来と同じように距離をとり、同じことを繰り返すだけだったでしょう。だから神様はビアンカを選んだのだとようやくビアンカは理解しました。
ビアンカはザカリーに娘を渡しました。泣かないか心配するザカリーに、泣いたらなだめればいいと話します。ビアンカは娘を抱くザカリーを見て神に感謝しました。ビアンカは自分にふりしきる不幸を避けるのが神の意志だと思ったが、そうではなく、自ら自分の未来を勝ち取ることこそ望んでいたのだと思いました。
23章 終章
ヴィクトル二世が冬を越えられず崩御され、オデリーが女王となった。アラゴンにはジャコブとの密約をつきつけ、賠償責任を問いました。ザカリーは使臣としてアラゴンを訪れました。アラゴンは聖人であるビアンカと敵対するつもりはなかったので受けいれるしかありません。こうして終戦交渉を終え、平穏が訪れました。
それからオデリーが王位について15年。16歳になったザカリーとビアンカの娘のアレクサンドラは、短く切った銀髪を揺らして走っていました。途中で大司教のトーマスにぶつかったが、トーマスはアレクサンドラが生まれた時から知っていたので彼女のワガママな姿も可愛かった。
枢機卿が派閥争いをしている間、法王がアルノーに送る大司教にトーマスを選びました。まだその時は司教でしたがトーマスはどこの派閥にも所属していませんでした。誰の敵でも味方でもなく、神の声に耳を傾ける者。そんな者がアルノーに行くべきだと法王は言いました。
数多くの枢機卿が自分の派閥に入れようとトーマスに連絡を取りましたが、トーマスは全て無視しました。そうして連絡が途絶えたましたが、今度はトーマスに圧力をかけてくるようになっていました。
アレクサンドラは元気に育ちました。神の意思ではあったが、産まれたのが息子ではなく娘だったので教団の人々も最初は気に留めていませんでしたが、そうはいかなくなってきたのです。
殴り合い、剣術、乗馬、全てにおいてアレクサンドラは秀でていました。アレククンドラが7歳になる頃にはアルノーにいる15歳の男子で彼女に勝てるものはいなくなり、13歳で騎士爵位を受け、16歳で父の後を追って戦争に出ました。アラゴンとの和平協定を結んでから10年以上経過しているため、情勢も不安定になってきて戦争も度々起こっていました。
イボンヌはアレクサンドラの武勇伝を聞く度に婚期が遠のくのを心配していました。オデリーが女王になってから貴族もまた変わり、女が爵位を継ぐことも多くなっていました。アルノー公爵家でもアレクサンドラを次期公爵としていました。
アレクサンドラと結婚すると公爵の夫となれますが、そのためには相手も同等程度の身分が必要です。おまけに銀髪で薄緑色の瞳を持つ美人でした。アレクサンドラは男性から人気がありましたが、そんな彼女を最近追いかけているのがシリル王子でした。
「乳母!」と言ってビアンカとイボンヌのいる部屋に入ってきたアレクサンドラは、「また乳母がうわ言を言っている」と話しました。最近アレクサンドラを追いかけているシリル王子はアルベルの息子です。アルベルは政治に関心がなく、彼が18歳の時にカスティヤの王女と結婚して、24歳の時にシリルが産まれました。アルベルはシリルの代父にザカリーを望み、それを叶えるために首都に行った時がシリルとアレクサンドラの初めての出会いでした。
代父(だいふ)…洗礼式に立ち会い、神との契約の証人となるべき人。わかりやすく言うと宗教上の後見人です。女性を代母(だいぼ)と言います。
乳母の息子であるギャストンのあと初めて見た赤ちゃんが不思議だったアレクサンドラが見下ろしていると、シリルはその髪を強く掴みました。あまりにも強い力だったので、当時腰まで長かった髪を切ることになったほどでした。しかし、それを口実にアレクサンドラはそれ以降髪を伸ばさないでいました。
アレクサンドラが結婚を渋っている間にシリルは大きくなり、10歳になったらプロポーズするだろう、とイボンヌは話します。13歳も離れているとアレクサンドラが言うと、ザカリーとビアンカもそうだと言いました。
一緒に聞いていたビアンカは長くなる話を断ち切るために、何か用があったのかとアレクサンドラに尋ねます。アレクサンドラは自分が作った花冠をビアンカの頭に乗せました。ビアンカは鏡でそれを見て、「綺麗」と言って喜びました。授業をさぼったことを注意するべきだとイボンヌが言うけれど、ビアンカは気にしていなかった。
「私もやりたいことだけやってきたじゃない。この子もそうしていいよ」
自分を信じてくれる母親に、アレクサンドラは自分より小さいビアンカを抱きしめた。
「お母様が私のお母様でとても嬉しい。よかった。私は幸運だよ」
ザカリーがやってきたが、彼もビアンカと同じように、したいようにすればいいと話しました。アレクサンドラは両親に「愛しています」と言って頬にキスをして部屋を出ていった。イボンヌはそんなアレクサンドラの後を追いました。
ビアンカが毅然とした態度で居られるのはザカリーのおかげでした。アレクサンドラが初めて戦場に出た日、ビアンカは二人を見送りました。父親の後を追って馬を走らせる娘の背中が見えなくなるまで城門の前で静かに見守り、そっと涙を流しました。神の意思として偉大なことを成し遂げるのだとしても、心配しない訳ではありませんでした。
しかし、ザカリーはいつもビアンカに対して忠実で誠実でした。ザカリーと一緒にいた時間がビアンカに勇気を与えました。今では過去のそのすべてのことを笑いながら回想することができるほどでした。ビアンカはそれだけ今が幸せでした。
アレクサンドラ・ド・アルノーは英雄と呼ばれた父親の強靭な姿をそのまま継いで、優れた武人となりました。神に選ばれた彼女は大陸を統一し、13歳年下のシリル王子と結婚しました。セブラン王家でもアレクサンドラが王妃となるのを予想していましたが、シリルは予想外の行動を起こします。
二人が結婚して5年後、アレクサンドラが34歳、シリル21歳の時に、シリルは王位につき、彼はそのままアレクサンドラに王位を譲ってしまいました。そうしてアレクサンドラはアルノーの領地とセブラン王国をおさめることになりました。
話題に事欠かないアレクサンドラでしたが、彼女の母親である聖人ビアンカも話題のひとつでした。名を馳せた芸術家ニコラを後援し、彼の能力を開花されました。ニコラはビアンカとザカリーの彫刻を多く作りましたが、特にビアンカの彫刻は多かった。ニコラの代表作である女神像がビアンカの顔と酷似していたことを考えると、後援に応える気持ちだけでは無かったのでは、と学説では唱えられました。ニコラの彫刻からインスピレーションを受けた芸術家たちは同様に、ビアンカを油絵や壁画、小説などで残しました。
ビアンカ・ド・ブランシュフォールはザカリー・ド・アルノーの妻であり、領主である彼が出征した際にアルノー領地を守るために孤軍奮闘する、名誉を知り、気品を持った女。 聖人に選ばれ、神の意思を守るために努力を惜しまず、その後も領民と周辺の人々のために後援と支援を惜しまなかった女性。それがまさに、ビアンカという女の人生だった。
いり様
とっても読み応えある原作ネタバレ感想、本当に本当にありがとうございました!春頃からめちゃコミで『結婚商売』にハマり、続きが気になりすぎて、ずっと原作ネタバレを探していたのですが、見つけることができず、韓国語まったく話せないし知識もないけど、結婚商売のために勉強しようかと本気で悩むくらい・・・(笑)でも最近は諦めて、毎週金曜日の漫画1話更新を楽しみに読んでいました。
そして最近、久しぶりに原作ネタバレを探してみたらあるではありませんか!!しかもめちゃくちゃ詳しいし、わかりやすくて面白い!!
もう5回以上リピートして読みました★そして、あと10回くらい読もうと思っています笑
全部のストーリーを漫画にするとあと何年かかるんだ?ってくらい超大作になりそうですが、原作と少し違うところもありそうなので、違いを見つけるのも楽しみです。
ここ数年で一番ハマった漫画でした。先が気になりすぎて眠れない日々でしたが、ネタバレを読むことができて、これからゆっくり眠れます(笑)本当にありがとうございました。
しろくまちゃんとこぐまちゃんさんコメントありがとうございます!
リピートしてたくさん読んでくださってありがとうございます!わかりやすさを心だけて書いていたので、そう言ってもらえて嬉しいです。
超大作となるのが予想される漫画の更新、楽しみですよね!原作との演出や展開の違いを探しながらぜひ楽しんでください!
ジャコブの最後は少し気の毒でしたが、あれだけビアンカに執着したのは人のものだったことと、全く相手にされなかったからでしょうね。ジャコブは自分の持っているもので満足できればよかったのにと思います。確かに王族としては不安定な身分だったけれど、能力にも容姿にも恵まれていたのですから誠実に生きればまた別の道もあったでしょうに。
以前見た韓国ドラマで「欲の深い者は信用できない」というセリフがありましたが、まさにその通りですね。もう終わってしまったのがとても残念です。その後ザカリーとビアンカはどう過ごしたのか、2人とも老年に達するまで仲良く過ごせたのか?ブランシュフォール家はどうなったのか?サプールやロベルはどうなったのか、登場人物のキャラ設定もしっかりしていたので、まるで隣で見ているような感じで、ロスが大きいです。続編できるといいですね。
Hattyさんコメントありがとうございます!
ジャコブは確かに自分の持っているものに満足していたら、能力・容姿に優れた王子(優しい兄もいる)のでそれなりに幸せになれただろうに…と思ってしまいますね。
「欲の深い者は信用できない」私も本当にその通りだと思います。
各キャラクターも設定や感情面がしっかり表現されていたので、私もロスになりつつあります…でも私たちには漫画があるので、なんとか生きられますね。
続編…本当に来て欲しいです…
いり様、ラストまで翻訳本当にお疲れ様でした!
毎週月曜日が待ち遠しく、最終回はとてもいい意味で意外で(ビアンカの子どもが女の子だったことや、13歳下との結婚等)、ぐるぐる考えてしまい、感謝のコメントが遅くなりました~
私も皆さんと同じようにビアンカとザカリーの仲良しのところをもっとみたかったのですが、アレクサンドラがザカリー似の銀髪で、ビアンカ譲りの瞳ということ、自分の生きたいように生きているアレクサンドラだけれど、ビアンカとザカリー、イボンヌ達の愛情をいっぱい受けて育って、そんな周囲に感謝している、という内容を見て、私も幸せな気持ちになりました。
最終回に至る前中後編は、きっと翻訳も大変だったと思います。早々に翻訳サイト等を利用するのを諦め汗、いり様の更新をドキドキしながら見てました。本当にありがとうございます。
これで終わりではなく、外伝もあるとのことで、楽しみにしています。
寒暖差厳しい折、お体には気をつけてお過ごし下さいね。
たゆかさんいつもコメントありがとうございます!
こちらこそ最後までお付き合いありがとうございました!外伝本日更新しましたのでまたお時間ある時に確認してみてください。
寒くなって参りましたのでたゆかさんも体調に気をつけてくださいね。
初めまして、コメント失礼いたします。
本編の感想投稿お疲れさまでした。
いつも楽しく拝見させていただいており、続きが気になるのと、実際の文章や表現が気になり私もRIDIに登録してしまいました。
画面スクショ→papago画像翻訳なのでどうしても時間と手間が掛かって沢山は読めていないのですが…笑
まだ結婚商売含めて2作品しか購入していないので、ぜひいり様のおすすめの本や作家様などをお伺い出来る機会があれば幸いです。
外伝はもちろん、他作品の感想等今後も楽しみにしております。
ユさんコメントありがとうございます!
RIDIに登録されたのですね、原作組にようこそ!
私はブログ内のおすすめ作品で取り上げているものは全てRIDIで購入して読み終えております。どれもおすすめですが、巻数の長さから考えると「永遠なる君の嘘」や「私が愛した人は優しい悪魔でした」が4巻(外伝込み)で終わるので読みやすいかもしれません。
最後まで翻訳して下さってありがとうございました!いりさんのおかげでスッキリしたことが多くありました。
私的に最後はアレクサンドラの話になってしまって、歳を重ねたビアンカとザカリーがどんな夫婦になったのか知りたかったなぁ…でも幸せだったから描かなかったのかなぁ…最後の最後まで激甘夫婦をみたかっなぁ…とグルグル考えてしまいました。
次週の外伝も楽しみにしています!!!
水面mさんいつもコメントありがとうございます!
ザカリーとビアンカのその後は他の方からも質問されたので考察記事にてまとめて載せようと思います!
外伝はアレクサンドラ1歳でアルノー夫婦の話がメインなので楽しみにしていてください。
本編の翻訳・解説どうもありがとうございました❗
とにかくお話のスケールが大きくて尺が長いので、多分一人では原作小説は読み通せなかったと思います。本当にお疲れ様でした😆🎵🎵
私は外伝から購入したので、アレク=娘という設定に疑問を持ったのですが、アレクサンドラという名前だったのですね。既に本編で大活躍しているので、外伝はさらりとしていたのかも。カリカリ(ザカリーww)の銀髪とビアンカの瞳を持ったアレクサンドラ、格好良すぎます😃
Luckyさんいつもコメントありがとうございます!
確かに「アレク」だけだと女性なのか疑問に思いますよね。外伝はアレクサンドラ1歳の話なので、確かに活躍はしないですね…。
外伝更新頑張ります!
更新ありがとうございます♪
翻訳&要約が分かりやすく何度も読みました。
考察記事♪いいですね~
外伝とともに楽しみにしております
ビアンカがなぜ聖人として選ばれたのが、原作読んでも理解できなかったので解説あり助かりました
公爵となったザカリーにブランシュフォールはどうだったんでしょう??
なんか原作で書いてあるようなないような??
翻訳上手くいかず分かりませんでした
次回も楽しみにしております♪
skyさんいつもコメントありがとうございます!
ザカリーのその後やブランシュフォールのことは他の方も質問していたので、考察記事にまとめようと思います!
ひとまずは外伝更新頑張ります!
ザカリーとビアンカのお子さんのお話まであるとは思っていなかったので驚きました。アレクサンドラだけでも小説になりそうですね。
長い間、本当に楽しませて頂き感謝いたします。有り難うございました。外伝も楽しみに待っています。
ちばさんいつもコメントありがとうございます!
私も最初読んだときにまさか15年後の話まで含まれているとは思わずびっくりしました。スケール大きいですよね…
外伝の更新も頑張ります!
いりさん、今週も更新ありがとうございました^ ^
全てに愛がこめられている内容に感動しました!
前回のいりさんからの質問ですが、
ザカリー派でもジャコブ派でもない?
かもしれません(笑笑)
ジャコブにもちゃんと向き合ってくれる人がいたら、もっと違ったかもしれないなぁ
思っていました。
結果的にジャコブの最後は、自分のやってきたことが、自分の身に返ってきてしまいますが、
最後の最後でようやく
『本当に人を愛する』ということや
『愛』を知ったのではないかと。
いりさんの内容も上手なので、余計にグッと胸にきました。
ただのハッピーエンドではなく、自ら自分の力で未来を勝ち取ったビアンカには天晴れで、
本当見習いたくなりました。
毎回あらすじをUPするだけでも大変なのに、いつもコメントにもきめ細やかな心遣いで返信をしてくださるいりさん、ありがとうございます♪
こここあらさんいつもコメントありがとうございます!
ジャコブ派でもザカリー派でもないのですね…!
確かにジャコブは自分のやってきたことが返ってきますが、本当に人を愛することが理解できたのでまだ救われたかもしれませんね…
こちらこそいつもコメント頂けてとても嬉しいし更新の活力になります、ありがとうございます!
いりさん。今回も更新ありがとうございます。
早朝早々に読んだのですが、バタバタしていてコメントが遅くなりました。すみません😔
前回中編を終えた段階で、このあとジャコブが処罰され、子供が生まれて、あとどう話が広がるんだろうと想像すらできなかったのですが、夫婦の話、イボンヌとの話、セブラン王家のその後、アルノーの人々の未来、話がどんどん膨らんで、考えてみれば当初はビアンカ個人の生き残りをかけた転生モノだったはずが、本当に壮大な物語に広がっていったと思います。
この余韻は数日続くと思います🙂
ジャコブの処刑シーンは少し同情してしまいました。今になってジャコブ派に傾きかけています。
回帰したビアンカにはジャコブが害にしかならない存在だとわかっているから、情けはかけられなかったんでしょうね。
いりさん来週も楽しみにしています🙂ありがとうございました!
おさよさんいつもコメントありがとうございます!
わかります〜〜〜私もジャコブの処刑まで読んだ時にジャコブ派になったので、傾く気持ちめっちゃわかります…!!
来週の外伝更新も頑張ります!
いり様
今回も0時の更新有難うございます!!
寝不足になるのを承知で3回読み返し、3時ごろまで放心状態でした。。。
外伝はあるものの物語としては終わってしまった喪失感、そしてあまりにも想定外且つ壮大なスケールの終わり方にもう言葉も失ってしまった感じです。
ジャコブ、読者にとっては憎い悪役ですが最後にビアンカの姿を目に焼き付けておこうとする姿が切なかったですね。
拗らせキャラでしたが純粋なお人でした。
とんとん拍子に進んでいきなり15年後へ飛躍してしまいましたが、結局アルノー夫妻にはアレクサンドラお嬢様以外のお子様は生まれなかったんですよね?(そこはちょっと淋しい)
そしてロベルやソヴール、ヴァンサンは15年後はどうなったのかな、ブランシュフォールはどうなったのかな~とか気になっております。。。
ザカビアの娘がなんと美しき女騎士となり果ては34歳で国王にまでなるという展開はかつてビアンカがザカリーに「誰かの名前に頼るのではなくビアンカとして堅固な人になりたい」と語っていたことに繋がるのでは、と思ったりしました。
アレクサンドラが国王になる頃はビアンカは50歳を過ぎ、ザカリーに至っては還暦を超えているはずですがご存命だったのでしょうか?そしてアルノーの後継者は??
漫画は物語とビジュアルで訴えてくるので読者にとってはそれが絶対になってしまいがちですが、文章だけだと色々想像が膨らみ、そして色々な感傷が生まれます。
いり様の素晴らしい翻訳にハラハラしたり悶々としたり涙したり・・・
最後の引用部分「それがまさに、ビアンカという女の人生だった。」この部分がなんともグッときました。。。
本当に毎回有難うございました。
次回外伝、最後になりますが楽しみにしております!!
チャイさんいつもコメントありがとうございます!
私もジャコブの最後までビアンカの姿を目に焼き付けようとするのがめっちゃ好きです…
ビアンカたちの子供のことやその他の人たちについては外伝語の解説でまとめて掲載しますね!
最後の引用部分は私も「この終わり方いいなあ」と思ったので絶対に記事をそれで締めるつもりでした(笑)
いりさん、今回もありがとうございました。ありさんのおかげで、結婚商売堪能できました!
ただの恋愛、回帰ものでなく本当にスケールが大きく、けれど愛すべき脇の方達のおかげで重いだけでなく楽しめるという素晴らしい作品ですね。
外伝、更には次回作とずっといりさんについていきます!
寒くなって来ましたし、どうぞご自愛ください。
にゃんとんさん2回目のコメントありがとうございます!
スケールが大きい話ですよね。外伝だけでなく次の作品の翻訳にもついてきてくれると聞いて嬉しいです!
ひとまずは外伝の更新頑張ります。
こんな壮大なお話、毎回更新ありがとうございました。
ジャコブの最期の言葉、ビアンカには伝わったようですが、その内容と、それが彼の救いになったのか気になりました。相手に受け取られる形で愛するって、難易度高いですね。
次回の愛溢れるザカリーとビアンカも楽しみです♪
今回もありがとうございました!
はなさんいつもコメントありがとうございます!
確かに相手に受け入れられる形の愛って難しいですね…
次回の外伝更新も頑張ります!
いりさん、今週も更新ありがとうございます。
電車の中で今これを読んで、泣きそうになってます。
最初はビアンカ一人のお話だったのに、最後はもう壮大なスケールの歴史小説ですよね。読み応えすごい。
毎週毎週の更新、さぞ大変だと思います。いっぱい感謝しながら来週を楽しみにお待ちしています!
ゆうこさん今回もコメントありがとうございます!
最初はビアンカを中心とした話だったのにいつの間にかスケールが壮大になっていて、確かに歴史小説ですね。作者さんほんとすごい。
来週の外伝も頑張ります!
更新楽しみに待ってました!
ありがとうございます!
すごいジャコブの心情書き込んで下さってるの愛情感じました…私はザカリーのヒロインみがあるトコが好きですが。
頬つねられてるの可愛過ぎる!
遺言書の件は結局どうなったのかとか気になることありますが外伝も楽しみにしてます!
サトフルさん今回もコメントありがとうございます!
ジャコブ派としてはあの場面は削ることができずに丁寧にしてしまいました(笑)
ザカリーが頬をつねられるところは私も「可愛いから何がなんでものせる!」と思っていたので喜んでもらえて良かったです!
いりさん、更新ありがとうございました。
想像以上の展開で、何回も読み返しながら、頭の中で整理している途中です。
次回の外伝も楽しみにしています。
いりさんは、なぜジャコブ派なのかおしえて下さい。
私は、最近ガスパルが好きになりました。
なおちゃんさん2回目のコメントありがとうございます!
ガスパルは結婚式で泣いちゃうくらいイボンヌを好きなのを見て可愛いなと思っています。
ジャコブ…語っても良いのでしょうか…?では外伝の次に出す考察記事で触れていこうと思います…!ありがとうございます!
いりさん、今週もありがとうございました✨
ついに完結ですね!!
本当に毎週ありがとうございました。ここ最近ずっと月曜が楽しみで仕方なかったです!
外伝も楽しみにしています❣️
あんずさん2回目のコメントありがとうございます!
こちらこそ最後まで信じてついてきてくれてありがとうございました!
外伝の更新も頑張ります。
こんばんは!
今週もありがとうございました(*^^*)
自分も原作購入して読んだのですが 謎翻訳があったので こちらを拝見させて頂いて ようやく謎が解明されました!
外伝も答え合わせ出来るの楽しみに待ってます(*^^*)♡
みやこさん2回目のコメントありがとうございます!
外伝の記事はまだメモ段階なのでこれから作業頑張ります…!来週もよろしくお願いいたします。
いりさん。ありがとうございました‼️この数週間はとても楽しかったです。漫画はまだまだ続きますが結婚商売ロスというかいりさんロスになりそうな感じです💧外伝も楽しみにしていますね。
あいげんまるさん今回もコメントありがとうございます!
私もこの数週間の間、更新しながらコメントを読むのが楽しかったです!他の作品のネタバレ記事も続けていくつもりですので、また気に入ったのがあればよろしくお願いします!
ひとまずは次の外伝の更新が頑張ります!
更新ありがとうございます♪
ジャコブ、身から出た錆とはいえちょっとかわいそうでしたね。漫画ではどう展開するのか楽しみです。
ちなみに私の理解力がなさすぎて申し訳ないのですが2巻のいりさんのメモで書かれていた
「その傲慢な考えを、後に後悔する事になる。」で締め括られます。
が具体的にどこに繋がるのかがよくわからなくて。ビアンカと気持ちが通じるのが遅かったこと?子供を作らなかったこと?すみません、結局どこに繋がるのかなーと。。。
ともあれ内容がわかってとても嬉しかったです、ありがとうございました。
外伝楽しみにしています!
かっこたんたんさん今回もコメントありがとうございます!
ジャコブ…もう少し違う選択肢をしていたらな、と思ってしまいますよね…。
「傲慢な考え」の件については、もしかしたら他の方も気になっているかもしれないので外伝後の考察記事で取り上げたいと思います。
外伝の更新も頑張ります!